腕白クチートについて
こんにちは。今回は前期自分が使っていた腕白クチートについての立ち回りなどについて書きたいと思います。半自分用なため、拙い部分など多いと思いますが良ければ読んでやってください。
・前提として
性格:腕白 努力値:H252 A36 B220
技:イカサマ じゃれつく 冷凍パンチ ストーンエッジの個体を使うとして考えます。
・普通のメガクチートとの違いについて
ここでの普通のメガクチートとは性格:意地っ張り 努力値:HA252B4とします。
・メリット
物理耐久の高さ
腕白クチートの防御実数値は190、通常クチートの防御実数値は146であり、約1、3倍の違いがあります。腕白クチートの耐久指数は29830であり、H252盾ギルガルドよりも少し固い(28390)位です。ここまで耐久に降ることによって、大抵の一致地震を耐えることが出来、威嚇込で高火力物理アタッカーへの後出しが可能になります。
・物理積みへの切り返し
威嚇などで積みの起点にしようとする相手が多いですが、イカサマで切り返すことが出来ます。特にギャラドスやカミツルギに対して1つの技で打点が取れるのが大きいです。
111.6%〜131.5% じゃれつくを恐れて素で竜舞するため無償で落とせます
HB特化でも低乱数1→ほとんどの型を一撃
・デメリット
火力不足
Bに多く割く以上Aにあまり努力値を振ることが出来ません。それでも特性のお陰で通常のポケモン以上の火力が出せますが、普通のメガクチートなら倒せる等倍相手に一部不利を取ります。
個人的にこの型の弊害となるのはこのポケモン達。(上が通常、下が腕白が与えるダメージです)
じゃれつく→B4メガバシャーモ
確定1 110.9%〜131.6%
確定2 83.8%〜99.3%
※対面で威嚇込でフレドラを耐えて反動込で倒せるので一概に不利とは言えませんが、トリル展開が抑制されます
じゃれつく→H4カプ・コケコ
確定1 113.6%〜134.2%
低乱数1 86.9%〜102.7%
ポリクチガッサがPTの場合ほとんど選出されるため少し厳しいです
冷凍パンチ→H252霊獣ランドロス(威嚇込)
確定1 118.3%〜140.8%
中乱数1 91.8%〜108.1%
※実際は少しBに振った半分実持ちが多いためトリルのターンを稼がれることが多いです
これらのポケモンはよく選出されることが多く、採用率も高いものばかりなので立ち回り(後述)での注意が必要です。
また、剣舞を採用していないため、ポリゴン2やメガヤドランなどの高耐久には手も足も出ません。そこも裏でカバーする必要があります。
・立ち回り方について
トリル下から全抜きする普通のポリクチの使い方では火力不足が目立つため、1、2サイクルを回してからトリルで抜いていく形になります。
特定の相手には決まった立ち回り方があるため、それについて紹介します。
・相手のランドロス後出し
初手の不利対面などの余裕があるときはバンバン後出しされるので読んで冷凍パンチを打っていきましょう
後出し時のダメージとゴツメ確認をして、ゴツメ・木の実・襷ならほとんどステロ蜻蛉なので突っ張り、その他なら交代がベスト。一応強化なし地震なら耐えますがZの可能性や他の役割が果たせなくなるため引くべきです。
・対ミミッキュ
後出しでもこちらが有利なため冷凍パンチ→相手剣舞ならイカサマ、呪い等なら裏読みの技で倒しましょう
ハッサムにクチートを後出しします。相手は炎の牙警戒でほぼ引くのでじゃれつくを撃ちましょう。居座りバレパンでもA+1特化バレパンが確3なのでリカバーがききます。A特化はほぼいないため有利です。
イカサマクチートは本来不利な相手に勝てる反面、普通のクチートと比べると火力不足なため受け崩しの枠を別に用意する必要があることが難しいです。ただ使っていて楽しいので、メガメタグロスに悩ませられているクチート使いの方は是非使ってみてください!